Google for Education オープンデー2025 報告①
2025年9月18日 11時53分9月10日(水)、本校で「Google for Education オープンデー2025」が開催されました。次のような日程で、研修を深めました。
①公開時授業 1年松組 特別活動 「にこにこレベルアップだいさくせん」
2年松組 道徳科 「わすれられない えがお」(東京書籍)
②公開授業の振り返り
③ハンズオン研修 「AI搭載ノートテイキングツールの活用」
1年松組公開授業の様子から
1年生は、特別活動でタブレット端末を活用しての自由交流にチャレンジしました。授業のめあては、「友だちの良さを伝え合う活動を通して、自己肯定感を高め、自己の良さを伸ばしたり生かしたりできる2学期に頑張りたい目標を立てる。」でした。下図のような7枚のイラストを生成AIを活用して作成し、友だちの良さを「見つける」「伝え合う」視点とし、活用させました。児童に操作させながら、『〇〇さんは、オモイヤリンだと思います。それは、□□さんが、困っているときに、「何か手伝おうか」と声をかけていたからです。思いやりの心が素敵です。』などと、自分の考えを整理しながら相手に分かりやすく伝えていました。GoogleスプレッドシートやICTツールを効果的に活用し、児童が親しみやすいキャラクターを使用することで、積極的に意見を交換できる環境が作られていたと思います。授業の感想からは、ICTとアナログの組み合わせ、児童の意欲的な参加、そして学級経営の質の高さが評価されており、今後の改善点や他学年への展開の可能性などご示唆いただきました。
2年松組公開授業の様子から
2年生も、道徳科でタブレット端末を活用しての自由交流にチャレンジしました。授業のめあては、「正しいと思ったことは、進んで行おうとする心情を育てる。」でした。まず、スプレッドシートを使って表情(イラスト・生成AIで作成)を選ぶことで、登場人物の心情を考えさせるヒントにし、自分の考えをしっかりと持つことができました。その後、自分が選んだ表情(イラスト)を見せながら選んだ理由を伝え合いました。Google スプレッドシートや生成AIなどのICTツールを効果的に活用し、児童が主体的に思考し、活発に意見を交流する様子がうかがえました。授業の感想からは、児童が自分の気持ちを可視化し、他者の心情を理解するための工夫や、教師の適切な指導によって授業が円滑に進められた点が多く評価されています。また、ICTとアナログの使い分けや、児童の実態に合わせたツールの活用方法に関する意見などをいただいています。