[令和6年度 学校日記]

6年生 社会科「国の政治のしくみと選挙」授業実践

2024年6月14日 08時51分
リーディングDXスクール事業

 四国中央市では、GIGAスクールを進めていくために「四国中央市GIGAスクール運営支援センター」を開設し、教職員をサポートしてくれています。「GIGA✖CHU!」は、運営支援センターの教職員向けポータルサイトです。以下は、そこで紹介された記事です。

 GIGA×CHU!の記事から 

  リーディングDX事業指定校である川之江小学校ではICTを効果的に活用した協働的な学びに挑戦しています。今日は、6年生の授業をご紹介したいと思います。社会科「国の政治のしくみと選挙」の最後のまとめの時間です。日本が解決を目指す9つの課題について、最も優先順位が高いものはどれなのかを話し合いました。

 まず、「平和の実現」や「伝統文化の保存」などの9つの課題を確認した後、自分が優先順位が高いと考えた課題を3つに絞ります。そこからさらに最も優先順位が高いと考えたものに関して、シンキングツールを活用し、根拠や理由を考えました。自分が選んだ課題の番号をロイロノートで共有し、ここからは協働的な学びの時間です。

 子どもたちは共有された番号を頼りに、まずは同じ番号を選んだ人と根拠や理由を共有します。ここで、いいなと思った意見はどんどん自分のシンキングツールに足していきます。今度は、違う意見の人を納得させられるように説明し合います。自由交流も当たり前の風景になってきました。

 共有を見守っていた先生がここで動きます!圧倒的に多い意見に待ったをかけるような問いかけに揺さぶられた子どもたちは、最優先にする課題について更に深くクラスで話し合うことができました。協働的な学びでの先生のファシリテート、難しいですよね〜。最後に意見の変容を確認してみると、友達の意見を聞いて自分の意見に変容があった子も多くいました。

 昨年度から本格的に協働的な学びを取り入れようと奮闘されている先生にお伺いすると、「子どもたちも先生も大きな変容があった」とのことでした。子どもたちは色々な人と対話することでイキイキと活動しているようです。そして、それと同時に様々な面で成長が見られているようです。(以下省略)

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 記事はここまでですが、児童の感想・まとめは以下の通りでした。


 「主体的・対話的で深い学び」とは、話合いや体験させて終わりではありません。単元や本時の本質的なものの把握・理解ができることが大切だと思います。児童の意見のように、体験をもとに対話を深め、国会の役割や国民が政治にしっかりと関心を持ち、意思表示すること(投票もそうですが)が大切であることが理解できています。ここが「対話的な学び」の大切なPointであり、教師がしっかりと教材研究しておくべき点だと思います。

 同様に、裁判員制度についても学習を深めていました。裁判員制度の大切さ・意義(本質的把握)が納得できていたと思います。