[令和8年度 学校日記]

生成AI時代に育てたい子どもの力 〜生成AIを学ぶ〜

 四国中央市GIGAスクール運営支援センターで紹介された4年生の実践を転載します。

四国中央市GIGAスクール運営支援センター ブログより

今年度に入り、生成AIを学習に活用する場面が市内でも多く見られるようになってきています。生成AI時代を生き抜く子どもたちにとって、「生成AIで学ぶ」ことも大切ですが、それと同時に「生成AIを学ぶ」ことも非常に重要になります。
 川之江小学校4年生で実施された「生成AIを学ぶ」授業を報告させていただきます。

 低学年向けの授業提案書をアレンジし、生成AIの「うそ?ホント?」をテーマに、NotebookLMで作成した絵本仕立ての『尾藤二洲物語』を教材として活用しました。子どもたちは、お話の中にある「本当とは違うところ」を見つけながら、「AIも間違えることがある」「答えをそのまま信じるのではなく、自分で考えたり確かめたりすることが大切」ということを学びました。

 さらに、生成AIを学ぶ第二段として、「生成AIと最強の遊びを考えよう」をテーマに、グループで話し合って考えた遊びを生成AI(先生から提示されたGem)に相談。生成AIからのアドバイスを考慮し、「本当にみんなが楽しめるかな」「安全かな」と話し合い、自分たちでよりよい遊びへと改善していきました。

 どちらの授業でも、最後には「立ち止まる・考える・相談する」というデジタル・シティズンシップの視点を確認し、生成AIとの付き合い方について考えました。生成AIは、子どもたちの学びを広げる可能性を持つ一方で、誤った情報を示すこともあります。だからこそ、生成AIを使う力だけでなく、生成AIを正しく理解し、主体的に判断する力を育てることがこれからの情報活用能力の育成につながります。

 先生は、生成AIを「便利な答えを出してくれるもの」ではなく、子どもたちが考える力を育てるためのパートナーとして活用する授業づくりを進めています。