市内学校人権・同和教育研究大会開催 〜デジタル・シティズンシップ教育の推進〜
2023年11月2日 10時13分本校ではこれまで、差別の現実に学び、「いのち」を尊重し合う態度とともに、生活の中にある差別や偏見をみんなで解決する力の育成を目指し、自他を大切にし、差別に立ち向かう行動力を育む教育を進めてきました。その中で、本年度は特にデジタル・シティズンシップ教育に全学年で取り組んでいますデジタル・シティズンシップ教育では、「傍観者(バイスタンダー)」にならず、差別に立ち向かい、具体的な行動ができる「差別に立ち向かう人(アップスタンダー)」を育てることを目的としています。
2年生の授業では、写真を使って活動を紹介するときに、「笑顔の3(スリー)ステップ」の「一休み(立ち止まる)」「考える」「尋ねる」を大切にし、みんなが笑顔になるように友だちの気持ちを考えて写真などを使うようにしていこうと、考えを深めていました。
4年生の授業では、インターネット上で情報発信する際に、画面の向こう側にいる相手の気持を考えたり、発信内容について立ち止まって考えたりするなど、情報をより良く扱うことの大切さについて考え、人権侵害に気付き行動できるようになりたいとの思いを深めていました。
5年生の授業では、ネットいじめの課題解決に向けて話合いを深め、自分の取るべき行動について具体的に考え、差別や偏見を許さず行動しようとの思いを深めていました。「5梅アップスタンダー」として、自信を持って行動できるようにさらに心を育てていきたいと思います。
研究協議でいただいたご意見をもとに、さらにデジタル・シティズンシップ教育を推進していきたいと思います。ありがとうございました。