リーディングDXスクール事業 公開授業・全体会の様子から
2025年1月27日 08時49分1/27(月)、午前中は公開授業、午後からは全体会があり、「主体的に学び合う児童の育成 ~ICTを活用した協働的な学びを目指して~」研修を行いました。市内はもちろん、県内外から約230名の参加がありました。市教育委員会だけでなく、学校運営協議会やPTA,近隣の学校からとたくさんの方のご協力によって無事に開催することができました。
公開授業では、4本の授業を行いました。多くの参観者の中、子どもたちが意欲的に学び合う姿を公開しました。どのクラスも生き生きと学び合う姿が見られました。
1年生活科「ふゆをたのしもう」では、学習者用端末を使って自分が見つけた「とっておきのふゆ」を伝え合うとともに、みんなで話し合って冬を楽しむヒントを見つけていきました。
4年生音楽科「思いを音楽で表そう」では、これまでの国語科での学習を生かして、聞き手に思いが伝わるように歌唱「ごんぎつね」の表現の工夫をグループで話し合いました。
6年生国語科 生き方について考えたことを話し合おう「海の命」では、総合的な学習を軸にして学びを続けている「生き方のカギ」を深め合うために、国語科で学んだ「海の命」から続く「命シリーズ」からそれぞれが受け取ったメッセージを伝え合いました。
6年生体育科「HADO]では、チームで戦術を話し合い工夫しながら、最新のAR(拡張現実)技術を活用したネット型ゲーム「HADO」に挑戦しました。
また、2年生体育メタバースダンスは、東京学芸大学が主催するAI×METAVERSE研究授業の一環として、仮想空間にゴーグルを着用して入り込み、メタバース上で北海道の佐呂間小学校とリアルアバターで交流しながら、リズムに乗って体を動かすことを楽しみました。授業後は、北海道とオンラインでつながり、研究協議にも参加しました。
授業後は、参加者の皆さんにVRやHADOの体験会を実施しました。
午後は、体育館で全体会を行いました。四国中央市教育委員会東教育長のお話から始まり、Google for Educationの上原氏の講演「Googleが考える未来の教室」講演がありました。
続いて四国中央市と川之江小学校の取組の発表の後、放送大学佐藤先生からは本校の各取り組みについて指導・講評をいただきました。
放送大学中川一史先生からは、デジタル教科書や生成AIの活用など「学びとる授業への転換のための学習支援の在り方」についてご講演をいただきました。
学び方学習が深まっていくような対話を大切にした取組、大学と連携した新たな技術を活用した革新的な取組への挑戦をした公開授業でしたが、子どもたちが生き生きと主体的に学び合う姿を多くの参観者の方に見ていただきました。ご参加いただいた皆様、運営にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。